「中学校入学」や「2年契約の更新月」「子供がスマホやLINEをほしがる」など、子供がキッズケータイからスマホデビューする機会はいつか来ます。
特にドコモのキッズケータイからスマホへ機種変更する場合、小中学生に一般向けスマホを持たせると高確率でスマホ依存症になるので「ペアレンタルコントロール」は必須です。
しかし、2020年時点ではドコモのキッズスマホは生産&新規申込を終了しており、一般向けのスマホしか選択肢はありません。
今回は2020年時点でドコモのキッズケータイから機種変更にお勧めのスマホを比較しました。
小中学生の保護者向け情報
「全国子ども会連合会」推奨の子供向け格安スマホが保護者に人気沸騰中!
詳細はトーンモバイル公式で確認を↓
キッズスマホ?iPhone?ドコモでキッズケータイから機種変更先はどのスマホ?
ドコモの見守り機種と言えば、「キッズケータイ」シリーズが定番で持たせている家庭も多いと思います。
しかし子供が大きくなって、キッズ携帯を卒業してスマホデビューする際には、どのスマホが子供向けなのか悩んでしまいますよね。
【ドコモのキッズ携帯からスマホデビューする機種の選択肢】
結論から述べると、ドコモのキッズケータイからスマホデビューする際には、以下の2つの選択肢があります↓
- ドコモの一般向けのスマホに機種変更する(フィルタリングアプリと学割が使えるが月額7,000円)
ドコモのジュニアスマホに機種変更する(フィルタリングアプリと学割が使える)⇒現在販売終了- 格安スマホにのりかえ(MNP)か、新規契約でスマホを購入する(料金安いのでお勧め)
多くの家庭が➀の学割のあるドコモでスマホへ機種変更を選びがちですが、料金面では圧倒的に格安SIMが安いので、最近では➁子供のスマホ=格安SIMが急増しています。
順番に詳細を見ていきましょう↓
2020年現在ドコモで子供向けのジュニアスマホは販売終了!
先程の➁の補足から。
2020時点で、キッズケータイからの機種変更先として定番だったキッズスマホ『ジュニアスマートフォン SH-03F』は生産終了&新規申し込みを終了しています。
なのでドコモでキッズケータイから機種変更先のスマホは➀の一般向けスマホにフィルタリングサービス『あんしんフィルターfor ドコモ』を導入したものしかありません。
またドコモにはスマホ初心者向けの「らくらくスマートフォン」シリーズも存在しますが、決して子供向けの機種ではないので間違って機種変更しないように気を付けましょう。
【2年契約の罠】キッズケータイ契約から2年以内の乗り換えは違約金に注意
またドコモのキッズケータイの料金プランには多くの場合「2年契約」になっている点にも注意が必要です。
以下はキッズケータイプラスのプラン内容の抜粋ですが、「2年契約だと月額500円」or「縛り無しだと月額1,000円」のどちらかで契約しています↓
ドコモのキッズケータイを契約してから2年以内に➁の他社乗り換えを行うと、「キッズケータイプラス」は2年契約なので違約金9,500円+消費税が請求されてしまいます。
ちなみに自動更新は無い契約なので、2年経過後は、どのタイミングでも違約金無しで解約やMNP可能です。
なので、キッズケータイ契約から2年以内に格安SIMでスマホデビュー予定の場合、キッズケータイはそのまま2年経つまで契約してから解約し、別で格安SIMに新規契約するというのが最安になります。
一時的に2重で料金を支払う事にはなりますが、キッズケータイも格安SIMも料金が安いのでそこまでの負担にはならないでしょう。
【補足】ドコモのキッズケータイは12歳以上になっても利用可能
以下のように「キッズケータイプラス」は申込時に12歳までしか加入できないです↓
【プラン申込時の条件】:キッズケータイの利用者が12歳以下のお子さまであること
※ご利用者が13歳以上の方に変更された場合、キッズケータイプラスのご契約を継続することはできません。
➀ キッズケータイからの機種変更で人気の機種は断トツiPhone!
さてさて最も気になっているであろう先程の➀のキッズケータイから機種変更にお勧め・人気の機種ですが、2020年時点では以下のスマホへの機種変更が人気との事↓
キッズケータイからの機種変更は圧倒的iPhone人気!
ドコモで行った調査によると、「子供に買ってあげたスマホの機種」のNo1は断トツでiPhoneでした。
【子供に買ってあげたiPhoneの機種】
【No1】iPhone | 61.0% |
【No2】Xperia(Android) | 11.5% |
【No3】Galaxy(Android) | 3.5% |
また、子供にスマホを買ってあげた保護者の理由としては『自分(親)と同じ機種だから』が一番多く、保護者のiPhone利用率も同じように高い事が分かります。
ドコモでiPhoneへ機種変更する際に気になるのはやはり”料金”
iPhoneと言えばAppleのブランドスマホです。
最近では格安スマホで型落ちiPhoneが格安で販売されていたりと高いイメージは以前より薄れており、ドコモでも端末割引やらで数字上安く見せて販売していますが、ドコモauソフトバンクでiPhoneへ機種変更すると最終請求は高くなる事は覚悟しましょう。
以下はドコモでキッズケータイから2020年春に人気のあるiPhone11(64GB)を分割購入で機種変更+ドコモの学割2020を適用した時のスマホ代の内訳です↓
【ドコモでキッズケータイからiPhone11へ機種変更した時の料金】
iPhone11(64GB)本体価格 (定価:87,120円) |
2,420円/月×36ヶ月 |
「スマホお返しプログラム」 | 25か月目以降にiPhoneをドコモに返却すると残債が免除 |
下取り:無し | – |
ギガホ (2年契約orDカード払い) |
7,865円/月 |
無料通話オプション:無し | – |
dカードお支払割 | -187円/月 |
ギガホ割 | -1,100円/月×6ヶ月 |
ドコモの学割2020 | -1,500円/月×12ヶ月 |
(合計金額) | 1~6ヶ月目:月額7,498円 7~12ヶ月目:月額8,598円 13~24か月目:月額10,098円 25か月目~:月額7,678円 |
※全部税込
学割でもiPhone買うと毎月8,000円くらいは掛かるんですね。うーん大人向けと変わらない料金…
つまりドコモでiPhoneへ機種変更すると結局高いという事です。
一般向けスマホ+あんしんフィルターの機能制限は小中学生に充分?
2018年より18歳以下へのフィルタリング導入が更に厳しく!
『青少年インターネット環境整備法』は”18歳以下の子供のスマホへフィルタリング導入を義務化する“というものですが、近年出会い系被害などの増加によって改正されました。
改正後は「18歳以下の子供にスマホを持たせる際のフィルタリング機能の説明などもドコモ側で行う」事も義務化されました。
iPhoneへの『あんしんフィルターforドコモ』は弱い
同時にドコモのフィルタリングサービス『あんしんフィルターfor ドコモ』も以前より強化され、以下の機能制限が利用できるようになりました↓
しかし上記はAndroidスマホのみで可能であり、iPhoneでの制限機能は充分とは言えません。
お子さまがiPhone・iPadをご利用のお客さまへ
「あんしんフィルター for docomo」で一部利用できない機能があります。
iPhone・iPadの「機能制限」設定にて、サイトやアプリのフィルタリング設定ができますので、「あんしんフィルター for docomo」とあわせてご利用ください。
➁ 小中学生スマホデビューなら高性能フィルタリング可能な格安キッズスマホへ
ドコモ内でスマホへ機種変更すると、一般向けスマホしか選択肢が無いのでどうしても月額7,000円を切るのも難しいです。
そこで個人的に一番お勧めできるのが、2017年から話題になっている子供向けの格安スマホです。
子供向けの格安スマホというものがあるんですね。
特にトーンモバイルはSIMは子供に特化した唯一の格安SIMとして一度は聞いたことがあるかもしれませんね↓
2020年時点ではauの「ミライエフォルテ」以外では唯一のキッズスマホであり、格安スマホなので料金が大幅に安く(月額1,100円)、フィルタリングや機能制限もドコモのキッズスマホよりも優秀なので小中学生のスマホデビューとしての定番になりつつあります。
広告露出よりも口コミで広がっているので知名度は楽天モバイルなどと比べると低いですが、TONEモバイルは子ども向けの格安スマホに関しては絶対的トップです。(というか他にないです)
「TONEファミリー」という子ども向け豊富な機能を搭載しキャリアのジュニアスマホと同じ「全国子ども会連合会」に推薦されている唯一の格安スマホです。
機能面では
- 勝手にアプリを追加したり課金を防止
- 「1日何時間まで」とアプリ毎にも時間制限できる
- 学年が上がるにつれ制限を徐々に解除も自由なので
- GPS機能もあるので小学校低学年の防犯対策にも◎
- 画面が大きいので見やすく視力低下の心配も少ない
とキッズ携帯の防犯機能から大人のスマホまで使い分けられるので端末を買い替える必要がありません。以下の動画にあるようにフィルタリング機能などのあらゆる機能が搭載されています↓
料金面も格安スマホなので月額1,100円+端末代で使えます↓
子ども向け格安スマホ「TONEモバイル」の月額料金はどこまで安い?
【契約条件】:新規契約 / 端末代24回分割 / 2年契約
子供向け格安スマホ利用時の月額料金の内訳
- 基本プラン:月額1,100円(中速データ通信容量無制限)
- 端末料金:908円(格安スマホ「TONE e20」端末代21,780円÷24ヵ月)
- 子ども向けフィルタリング&見守りオプション「TONEファミリー」:月額 0円
という事で子供向けの格安スマホの場合は端末込みで月額2,008円で使用可能です。
キャリア | 機種 | 月額料金 |
ドコモ | SH-03F(新規受付終了) | 4,940円 |
au | miraie f | 4,713円 |
SoftBank | シンプルスマホ3(一般スマホ) | 7,101円 |
TONE 子供格安スマホ |
TONE e20 | 2,008円 |
両方の使用経験がある上で判断すると、TONEは品質は大手キャリア以上、料金は半額以下になります。
我が家でも子供に持たせていますが、このスマホは高校以降でも使いまわせるから家計がかなり助かってます。興味があれば以下のTONEモバイル公式サイトで詳細をご確認下さい↓
ちなみにドコモから格安スマホへのMNP(電話番号を引き継いでの乗り換え)に関しては以下のページで詳しく解説しているのでご参照ください。