子どもが中学生に近づくに連れて、防犯目的のキッズ携帯では無く、スマホを持たせる時期が近づいてきます。
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我が家のルールが必要な理由
子どもにスマホを持たせるという事は自由である反面、際限なくスマホを使い続けるスマホ依存症のリスクも有ります。
18歳以下の子どもにスマホを持たせる際にはフィルタリングを掛けるのが、「青少年インターネット環境整備法」という法で義務付けられていますが、Wi-fi接続時や端末を初期化されてしまうなどフィルタリングで対策できる事にも上限はあります。
特にネットリテラシーの無い・低い小学生~中学生ではフィルタリングに加えて保護者と子どもがスマホなどの携帯端末についてしっかりとルールを決めて話し合う事が最重要です。
今回はスマホを持たせている小学生・中学生・高校生の家庭の”我が家のルール”を見ていきましょう。
【学年別】我が家のルールの例
小学生のうちはキッズ携帯からジュニアスマホへ機種変更して使っている家庭多いのではないでしょうか。
一般スマホとジュニアスマホでは制限できる機能が違いますし、小学生と中学生でも使い方が違うため若干の家族ルールの違いは出てきますが参考にはなるはずです。
小学生6年生(女)の家庭のルール(ジュニアスマホ使用)
- 決めた時間帯だけスマホを使用し、使用する際はどれくらい使うかをその都度保護者に相談する
- 自宅で使う場合には家族のいる部屋でのみ使用する
- アプリのダウンロードや、各種課金や料金発生がある場合には事前に相談する
- 個人情報の入力が必要なサイトやサービスは利用しない
- 通話・メールの相手は保護者家族や、保護者の知っている人のみ
- カメラ機能は保護者と一緒の時だけ使用する
中学1年生(男)の家庭のルール(一般スマホ使用)
- ケータイはサイト閲覧・通話・メール(LINE)の機能だけの使用で、決めた時間量の中で自分の判断で使用する
- アプリなどで課金や料金が発生する場合には、事前に決めた月5,000円まで事前報告ありで使える
- 個人情報の記入が必要なサイトは利用しない
- 通話の利用は家族・日常の友達の範囲内で可能
高校1年生(男)の家庭のルール(一般スマホ使用)
- サイト閲覧やSNS、通話、メール、アプリを使用可能/li>
- スマホの使用時間は自分で判断/li>
- アプリなどの課金や料金が発生する場合には自己判断をして貯金から引く(月上限有り)/li>
- 個人情報の記入が必要な場合にも自己判断(事前に保護者との話し合い有り)/li>
- SNSはTwitterを許可するが、他人の誹謗中傷になる書き込みはしない事/li>
- 実際にSNSやネットでの人への個人情報の交換や実際に会うなど禁止
我が家のルールまとめ
上記の小中高高校の我が家の家庭ルールを見て参考になるルールはありましたか?
学年が増すにつれて使用時間や方法・判断を個人に委ねる割合が増しているのが分かります。
重要度で考えるとスマホの使用頻度など以上に“個人情報の流出”や”顔も知らない相手との接触”の注意喚起は保護者側で必須でしょう。
また意外と軽視されがちですが、子どもが被害者ではなく加害者にならないような注意喚起も必要です。
最近では掲示板やグループでのネット上の会話など、顔を合わせない事で簡単に他人への誹謗中傷が可能になってしまいました。
中学生になって子どものスマホの履歴を見ると、中学校の掲示板の履歴が残っていて驚いたというケースもあります。
本来リテラシー教育は保護者の責任範囲です。
フィルタリング機能に頼り過ぎず今一度子どもとしっかり話し合ってみてはいかがでしょうか。
以下のページでも家族ルールのお手本を紹介しているので良かったらご参照下さい↓
参考:「【小学生保護者必見】子どもにスマホを持たせる際の家族ルールと18の約束」