子どもが小学校に入学~低学年になると、子どもが親の目の届かないところへ出かける機会が多くなり心配も増えますよね。
キッズ携帯を防犯目的として持たせておくのが定番でしょう。
でも、保護者が契約していない場合はキッズ携帯は契約できるのでしょうか。
確かに保護者が格安SIMや他キャリアを契約しているケースも多いですからね。
という事で今回はドコモのキッズケータイを子供単独で契約できるかを調べてみました。
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2019年10月からドコモで子供だけのキッズケータイ単独契約が不可能に!
結論から言うと、2019年10月以降、ドコモのキッズケータイを子供だけ契約する事は不可となっています。
2019年9月以前までのドコモのキッズケータイ専用プラン『キッズケータイプラス』では、保護者がドコモを利用していなくても、子供だけドコモのキッズケータイを契約する事ができたのですが、2019年10月からのキッズケータイ専用プラン『キッズケータイプランXi』から単独契約が不可能になりました。
2020年現在ドコモキッズケータイは「SH-03M(2020.1発売)」の1機種のみが契約可能ですが、料金プランの条件には以下のように「単独契約」な旨が記載されています↓(比較:旧モデルのF-03J)
機種 | キッズケータイ SH-03M (2020.1発売) |
キッズケータイ F-03J (2017.3発売) |
契約状況 | 2020年現在契約可能 | 新規受付終了 |
専用料金プラン | キッズケータイプランXi | キッズケータイプランFOMA |
子供だけの 単独契約の可否 |
× (不可) | × (不可) |
キッズケータイプラン Xi(SH-03M)の契約条件引用↓
「キッズケータイプラン」以外の回線を親回線とする「ファミリー割引」のご契約が必要です。
「キッズケータイプラン」単独でのご契約はできません。お申込み時に「ファミリー割引」グループの副回線としてご加入ください。
キッズケータイプラン FOMA(F-03J用プラン)の契約条件引用↓
「キッズケータイプラン」以外の回線を親回線とする「ファミリー割引」のご契約が必要です。
「キッズケータイプラン」単独でのご契約はできません。お申込み時に「ファミリー割引」グループの副回線としてご加入ください。
どちらを契約するにしてもキッズケータイの契約には親回線が必須と記載されており、「子供のキッズケータイ単独での契約が不可」だと明記されていますね… 残念。
『2019年9月以前の情報』2019年9月まではキッズケータイ単独での契約が可能だった
2019年9月までのキッズケータイ専用プラン『キッズケータイプラス』では、保護者がドコモ以外でも子供のキッズケータイ単独での契約が可能でした。
その場合、保護者が契約者となり利用者を子供にしてキッズケータイを持たせるという形になります。
【ドコモの2018年最新キッズケータイ「F-03J」】
保護者がドコモ以外のキャリア(auやソフトバンク)や格安SIMを使っている場合でも、上記の方法で子供だけドコモでキッズケータイを契約する事が可能でした。
しかし…
ドコモのキッズケータイを単体契約した時のデメリット
上記のようにドコモのキッズケータイ自体は、保護者がドコモを契約していなくても契約可能だったのですが、単独契約の場合には以下のデメリットがありました↓
デメリット:イマドコサーチが利用できない=GPS機能が使えない
ドコモには子どもの居場所を探すGPS検索サービス『イマドコサーチ』というサービスが有名です。
GPS機能と言えばキッズケータイで最も使いたい機能だと思いますが、子供の単独契約の場合には『イマドコサーチ』が使えないという致命的なデメリットがありました。
イマドコサーチの利用条件は以下のように
- 検索する側(保護者側):iモードかSPモードの契約が必要
- 検索される側(子供側):iモードかSPモードの契約が必要(キッズケータイやドコッチもOK)
と親回線と子回線での契約が必須になっているため、子どもだけキッズケータイを単独契約できてもイマドコサーチでGPS検索が出来ず子供の居場所を探すことが出来ません。
これでは子どもがどこにいるかも確認できませんし、万が一の時にも居場所が分からずキッズケータイを持たせている意味が半減してしまいますよね。
【結論】ドコモのキッズケータイは子供の単独契約は現在は不可!
という事で保護者がドコモ以外(au/ソフトバンク/格安SIMなど)を契約している場合でも、子供単独でキッズケータイは契約できません。
そもそもキッズケータイが安価で利用できる理由は
- 「親が契約して割高な基本料金を支払っているから」
- 「子どもにはキッズ携帯から割高なスマホなどへ機種変更して、料金を支払ってもらえる」
という事なので、ほとんど収益のないキッズケータイの契約を獲得しても美味しくないということでしょう。
話題の子ども向けの格安スマホの方がトータルで安い
保護者がドコモ契約していればキッズケータイを安く利用できますが、そうでない場合には「子ども向け格安スマホ」を利用するのがお勧めです。
現状では子ども向けの格安スマホはTONEモバイルが一強です。
基本料金1,100円で使え、フィルタリング機能や制限機能が大手キャリアのジュニアスマホ以上に充実していることから「全国子ども会連合会」にも推薦されるなど実績もあります。
我が家でも子供にTONE e19という機種を持たせているのですが、スマホでも使える機能を保護者側で制限できるので「低学年のうちはキッズ携帯代わりに。学年が上がるごとに子供と相談しながら制限を緩めてあげる」という使い方ができます。
また小学校から高校までずっと使い続けられるので、何度も高額なスマホを買い替える必要が無く、大きな節約になりオススメです。
参考:「【保護者必見】安さと安全性を両立! 子供向けキッズスマホ&ジュニアスマホ選び!」