最近では中学校になると6割近くの子どもがスマホなどの携帯端末をもっています。
詳細「中学生になるとスマホは必須? スマホ所有率と人気プラン調べてみた」
また高校になると95%以上の子どもがスマホを所有しているので
中学校入学や高校入学時に子どもにスマートフォンなどの携帯端末を持たせる家庭は非常に多いです。
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子どもにスマホを持たせるリスクもある
しかし子どもにスマホを持たせるということは、
いつでも連絡を取れる便利さの反面
様々なリスクがあるので躊躇する家庭も少なくはないでしょう。
特に有害サイトへのアクセスなどもありますが、親が最も不安になるのが
・スマホ使い過ぎによる高額請求
・有料会員登録・ワンクリック詐欺などの高額請求
などの高額請求でしょう。
特にITリテラシーの無い中学生は、知らずに引っかかってしまう事も多いようです。
恐怖の平均請求額とその内訳
中学生の子どもにスマホを持たせている家庭の
「ワンクリック詐欺」や「子ども勝手な課金」「有料会員登録」などでの請求金額の平均は
なんと!驚異の56616円!
一番多かったのが「迷惑メールが送られてきた」というケース(34.7%)
最近ではポイントサイトのようなゲーム内アイテムや通貨などで釣ってメールアドレスを登録させるケースが多いです。
登録したメールアドレスに、色んなところから買いませんかといったメールがバンバン届くので、
その中の一部を有料会員登録してしまい請求が来るケースです。
なんと3人に1人が引っかかっている計算です。
次いで「サイトやアプリ内の広告をクリック → 有料会員登録」してしまうケースです。(16.8%)
これも根本部分は同じで、広告を出している側の商品だと知らずに購入しているのと同じです。
最も多い「有料会員登録」のビジネスモデルとは
親も子どもも知っておくべきなのが、
多くのサイトやゲームは別の商品を広告してもらうことで、
サイト運営側にお金を支払うビジネスモデルになっています。
例を挙げると
例えば子どもがゲームの情報を調べているうちに、「オンライン漫画が無料(実際は一部無料)」という広告から漫画に興味があって有料会員登録してしまうケースなどです。
ゲームの情報サイト側は、オンライン漫画側(広告主)から広告費をもらうことで目に留まるサイト内に広告を載せてもらっているという構図です。
これは善悪というよりは、昔からあるあるビジネスモデルなのです。
「テレビでCMが入る」
「雑誌に内容と関係の薄い商品のページが乗っている」
大雑把にはこれらと同じ原理です。
子どもの勝手な有料会員登録をどう対策するか
中学生でこのモデルが見えている子どもは少ないため、
多くの家庭で子どもが広告と分からず「有料会員登録」してしまうのです。
また中学校に入学した子どもにこのビジネスモデルを理解してもらうのも難しいので
親は子どもに「どれが広告なのか」を把握してもらうよう指導する必要があります。
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