小学校低学年向けのキッズ携帯は大手キャリア各社でサービス展開していますが、主に「キッズ携帯」と「キッズ向けスマートウォッチ」の2種類があります。
今回はauの人気キッズ携帯”マモリーノ3″の料金は実際にいくらになるのかを見ていきましょう。
※auの最新キッズ携帯は2019年2月に発売された『マモリーノ5』となっており、以下のページで詳しく解説しています↓
【参考:全キッズ携帯の料金&機能比較】
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,100円で使える小中学生向け格安スマホ!
auのキッズ携帯で現在購入可能なのは「マモリーノ5」「マモリーノ4」の2機種
2020年現在auで販売している子供向けの機種は以下のように、『マモリーノ5』『マモリーノ4』『ミライエf(フォルテ)』の3機種となっています↓
参考:ジュニア・キッズ向けスマートフォン/ケータイ | au公式
このうち「ミライエf」は子供向けスマホなので、auのキッズ携帯としては2019年2月発売の「マモリーノ5」と、2018年2月発売の『マモリーノ4』の2機種となっています。
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪
ちなみに、タイトルにもある『マモリーノ3』は2013年1月に発売された古いモデルなので、現在は販売を終了しています↓
auのキッズ携帯 | 発売日 (メーカー) |
マモリーノ5 2020現在販売中 |
2019年2月発売 (京セラ) |
マモリーノ4 2020現在販売中 |
2018年2月発売 (ZTE) |
マモリーノウォッチ 2020現在販売終了 |
2016年3月発売 (ZTE) |
マモリーノ3 2020現在販売終了 |
2013年1月発売 (京セラ) |
マモリーノ2 2020現在販売終了 |
2011年4月発売 (京セラ) |
マモリーノ 2020現在販売終了 |
2010年3月発売 (京セラ) |
auのマモリーノシリーズの最新モデル『マモリーノ5(2019年2月発売)』に関しては以下のページで詳しく解説しているのでご参照下さい↓
auのキッズ携帯「マモリーノ3」の月額料金は月額1~2千円
マモリーノ3の端末代を含めた最終的な月額料金は以下です↓
契約タイプ | 端末代無視 | 端末代込 |
2年契約有 | 1,067円/月 | 1,577円/月 |
2年契約無 | 1,810円/月 | 2,320円/月 |
※料金の詳細や2年契約に関してはコチラで補足しています。
auなので基本的には2年契約となるので、赤文字の「2年契約」+「端末代分割購入」をした場合、1,577円/月の月額料金が掛かります。
マモリーノ3で防犯はできるけど月額1,577円って意外と掛かるんですね。
やるなau…
価格が同じなら子供向けスマホを買った方が得かも
2017年からCMで話題になっている小学生向けの格安スマホをご存知でしょうか。
veryなどの女性誌でも特集されていましたが、最近では月額2,000円もあれば大人でも子供でもスマホが利用できる時代なんです。
特にTONEという格安スマホは月額1,100円で子供向けスマホが利用できます。
子供向けスマホでもマモリーノ3と同じくらいの料金で使えるんだ!
でも防犯機能はどっちがいいんでしょう?
子供向け格安スマホとauのマモリーノ3は防犯機能は互角!
マモリーノ3などのキッズ携帯を子供に持たせる最大の理由が
- 子供の居場所を確認したい=GPS機能
- いざというときの連絡手段=メールと電話
- 防犯目的=防犯ブザー
なのでGPS機能と電話、メールが使えるのが必須です。
TONEモバイルも子供向けスマホというだけあって、auのマモリーノ3と同様にGPS機能での居場所確認や通話、メールも可能です↓
また学年に合わせてスマホの機能を保護者側で設定できるので、スマホ持たせる心配の1つである子供のスマホ依存症になる心配がないのも嬉しいです。
子供向け格安スマホの方がマモリーノ3より防犯性能良いですね。
マモリーノ3と子供向け格安スマホならどっちが安い?【料金比較】
という事でauのマモリーノ3と子供向け格安スマホTONEで料金を比較してみました↓
月額料金比較 | マモリーノ3 | 格安スマホTONE |
1~2年目 | 1,577円/月 | 2,008円/月 |
3年目以降 | 1,577円/月 | 1,100円/月 |
4年目以降 | 1,067円/月 | 1,100円/月 |
と端末代の分割が終わるとどちらも大体月額1,100円で利用できるのが分かります。
しかし…
中学以降まで使い続けられるので10万円以上の節約に!
上記の比較ではマモリーノ3も子供向け格安スマホもあまり料金に差がありませんが、本当に支出に差が出るのが子供がスマホデビューするときでしょう。
マモリーノ3はキッズ携帯なので、小学校中高学年くらいになるとスマホを子供に買わなければいけません。ご存知の通りスマホってかなり高いですよね。
【マモリーノからauのスマホに乗りかえるとこんなに高い】
上の子がドコモでスマホを持たせても月額6,000円くらいは掛かっていましたが、やはりマモリーノ3からスマホビュー後は大人と同じスマホ代がかかるので馬鹿になりません。(最近では学割はほとんど割引されませんし…)
子供向け格安スマホはずっと月額1,000円
対して先程の「子供向け格安スマホ」の場合には、既にスマホなのでスマホ代はずっと月額1,100円なんです!
というのもこの子供向け格安スマホは制限を解除していくことで一般向けのスマホとしても使えるんです。
なので小学校低学年のうちは防犯用に持たせておいて、学年が上がったら制限を徐々に緩くしてスマホに近づけていけば大人になるまで使える!つまり中学に入学しても、高校に入学しても新しいスマホを買ってあげる必要はないのでスマホ代がかかりませんし、基本料金もずっと1,100円なのでかなり安いです。
【TONEモバイルだとスマホ代はずっと月1,000円でかなりの節約に】
なので3年間くらいの出費はキッズ携帯を買うのと変わりませんが、10年くらいで考えるとauやドコモを契約するよりも10万円以上は節約になるはずです。
しかも機能も防犯機能を完備しているスマホなので、小学校的学年からキッズ携帯の代わりにコチラを持たせる家庭も増えているらしいです。
2017年には小学生のスマホ所有率が60%を超え、スマホを持っているのが普通になりつつあるので小学校入学からスマホを持たせている家庭が増えてきています。
大は小を兼ねるとも言いますが、値段が同じなら今後を考えると子供向けの格安スマホを最初から持たせてしまった方がトータル安く済みます↓
今後ジュニアスマホへの機種変更することを考えれば、小学生低学年からフィルタリングを強にして格安スマホを持たせた方が家計で大きく節約可能です。
auのキッズ携帯「マモリーノ3」の機能
大きく話がそれましたが、マモリーノ3の機能の説明に戻ります。
マモリーノ3はキッズ携帯に必要なGPS機能(位置を確認する機能)や通話、メールが使用できるので防犯対策としては充分に通用するキッズ携帯です。
機種名 | mamorino3(マモリーノ3) |
発売日 | 2013年1月11日 |
端末代金 | 18,360円(税込) or 510円/月×36ヵ月分割 |
GPS機能 | 月額324円の「安心ナビ」オプション加入で可能 (保護者がauの場合無料) |
通話 | 〇 |
防犯ブザー | 〇 |
メール/SMS | 〇(@ezweb.ne.jp) / 〇(Cメール) |
防水 | 〇(IPX5/IPX8) |
防塵/耐衝撃 | 〇(IPX5) / – |
バッテリーの持ち | 770mAh |
カメラ機能 | × |
保護者側のスマホからマモリーノ3の場所(子供の居場所)を確認する機能は「安心ナビ」オプションに加入する必要があります。
マモリーノ3の特徴的な機能
- 居場所通知
- 移動経路通知
- 緊急通報メール
- 災害用伝言板/災害用伝言ダイヤル
- 発着信・受信制限
- 電池残量通知
- 電池フタロック
- スライド式防犯ブザー
- 防犯ライト/簡易ライト
- かんたん設定
- 学校向け電源オフ
【補足】マモリーノ3の料金詳細や2年契約について
まずはマモリーノ3の料金システムを順番に見ていきます↓
auのマモリーノは2年契約の方が安いがデメリットもある
auのキッズ携帯には「2年単位で契約するパターン」と、「契約期間に縛りの無いパターン」から選べます。
2年契約のパターンの場合、料金が半額近くまで安くなる代わりに2年毎にしか解約や乗り換えができないという制限が付きます。(一般のスマホと同じです)
要は「いつでも解約できて月額1,486円」か「最低利用期間2年で半額」かの2択となります。
auお得意の2年縛りで契約してくれるなら半額で使えるってパターンですね。
また2年縛りの契約時に途中解約すると、9,500円の違約金が発生するので注意しましょう。
2年単位で自動更新となります。途中解約などの場合、契約解除料 (9,500円) がかかります (更新期間を除く)。
2年に2ヵ月間だけある「更新月」であれば問題なく解約や他社に乗り換えができますが、それ以外の期間に解約や乗り換えをするとペナルティとして9,500円の違約金が請求されるデメリットがあります。
子供のキッズ携帯の場合には、頻繁に他社に乗り換えることは少ないと思うので2年契約で問題無いでしょう。
auのマモリーノ3の1年間基本料金無料キャンペーンもある
auのキッズ携帯は2年契約にすることで安くなる他に、「月額基本使用料 (743円/月) が12ヵ月間無料」のキャンペーンが適用できます。
以下の条件を満たすお客さまは、「プランEシンプル」の月額基本使用料が12ヵ月間無料!
【条件】
- mamorinoを新規ご購入時に「プランEシンプル+誰でも割 (注1)」(743円/月) にご加入のお客さま
- 実利用者が小学生以下のお客さま
という事で2年契約でマモリーノ3を契約した場合に適用できるキャンペーンとなっています。
月額743円×12か月分の割引になるので合計約9,000円分と大きい割引です。
【マモリーノ3の月額基本料金は?】プランEシンプル + EZ WIN(月額324円)
- 2年縛り有り契約:月額1,067円
=「プランEシンプル(2年更新)」月額743円 + ネット接続サービス「EZ WIN」月額324円 - 2年縛り無し契約:月額1,810円
=「プランEシンプル(契約期間無)」月額1,486円 + ネット接続サービス「EZ WIN」月額324円
※2年契約ありは安いですが、その分2年に2ヵ月の更新月以外で解約すると9,500円の違約金が掛かるので注意です。
【マモリーノ3の端末代金は?】
- 一括:18,360円
- 分割:300円/月×36回分割
マモリーノ3の本体端末代金は18,360円とそこそこの価格です。
auのキッズ携帯は一括で支払うほかに、端末代を36回(3年)分割にする事で端末代が毎月210円割引になる「毎月割」が適用されます。
端末代分割の場合他のドコモ、ソフトバンクは24回(2年)なのに対して、auは36回分割なので3年後まで端末ローンを支払い続ける必要があります。
上記は新規契約の場合ですが、機種変更の場合は端末割が無く基本料金に加えて毎月の端末代が510円加わります。
ちなみに中古の白ロムで購入すると三千円くらいで入手できますが、持ち込みになるので基本料金が高くなるので注意です。
【マモリーノ3の通話料金は?】
- au同士の国内通話無料
- 他社携帯宛て&固定電話宛ては20円/30秒
【GPS機能オプション「安心ナビ」の料金は?】
GPS機能を利用するためのオプション「安心ナビ」は保護者がauユーザーであればスマートパス加入で無料ですが、そうでない場合には月額324円が必要になります。
保護者がauユーザーでなくて子供のau単独契約の場合には、上記の月額料金に324円追加で掛かります。