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学年が上がって周りの子が持たせ始めていてので、子供にスマホ(Android)を買ってあげたんですが、勝手にアプリをインストールして請求が来て困っています
ソシャゲの課金や有料アプリのインストール、架空請求など、ネットリテラシーと自制心の薄い学生にスマホを持たせると、高額請求のトラブルってかなり多いんですよね。
どこの家庭もそうなんですか…
事前にアプリのストアにインストール制限をしておけば、勝手に有料アプリを入れたりすることを防止できますので保護者側でやってあげましょう。
という事で、今回は子供のAndroid端末の『GooglePlay』でアプリインストールを制限する方法を解説していきます。
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
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中高生の大半がスマホを所持する時代に。勝手なアプリ課金を防ぐ
子どもが中学生・高校生にもなると自分のスマホを持つのが当たり前の時代になってきました。
2022年に発表された、2021年(令和3年)時点の内閣府の統計調査結果をみても、
高校生のスマホ所有率: | 98.7% |
中学生のスマホ所有率: | 80.8% |
小学生のスマホ所有率: | 53.4% |
情報源:令和3年度 ⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査 調査結果(PDF) | 内閣府
と、大半の中高生がスマホを所持していることが分かります。(小学生も過半数がスマホを所持)
参考:中学生の携帯・スマホ所有率は何割?利用時間や行動を把握しよう
連絡用や防犯以上に、子供1人に1台のスマホは当たり前の時代
部活や習い事で帰りが遅くなったり、防犯や連絡手段としても子どもにスマホを持たせておきたいですし、最近では学校側から子どもにスマホなどの携帯端末を持たせるように促すケースもあります。
現に2019年の調査結果でも、子どもにスマホを子どもに持たせる時期ランキングNo1が「中学校入学のタイミング」
でしたので、中学生がスマホを持っているのは当たり前の時代です。(2020年現在はもっと早いでしょう)
最近では小学生でもLINEで連絡を取り合うのケースも多く、交友関係に影響が出る可能性も低くはありません。
子供がスマホ所持の悩み:有料登録や勝手な課金などの高額請求の対策を!
スマホは何の情報にもいつでもどこでもアクセスできて便利ではあるものの、問題は自制心の低い子供にスマホを持たせても、
ゲーム用の端末として没頭/依存症になる
興味分野の情報収集のための閲覧で思わぬ高額請求が来る
などのケースが意外と多いです。
特に注意が必要なのが、子どもが架空請求詐欺や有料会員登録、ゲームアプリだと課金してしまい翌月に多額の請求が来るというケースが意外と多いという事です。
「子どもにスマホを持たせる注意点! 【有料登録・課金】驚異の平均請求金額は?」でも紹介しましたが、子どもがやらかすこれらの請求の1家庭の平均被害額はだれもが驚く結果です。(良かったら見てみてください)
勿論思春期であればアダルト関連の情報も調べたり、ソーシャルゲームで課金してしまったり、有料アプリをダウンロードしてしまったりというケースもあります。
なので子供のスマホには親が制限を掛けた状態で持たせるのが基本です。
【参考資料】学生はスマホで何をしている?「ゲーム」「動画」「コミュニケーション」が3トップ
上記の統計情報からも分かるように、学生はどの学年でも「ゲーム」と「動画視聴」の利用が多く、学年が上がるほど、「コミュニケーション」や「情報検索」の比率が上がっている傾向がある事が分かりますね。
アプリのインストール制限&フィルタリングの設定方法【Andorid編】
という事で本題の「子供のAndroid機種でアプリインストールを制限・防止する方法」について解説していきます。
Androidのアプリをダウンロード・インストールする『GooglePlay』には、子供に不適切なアプリを非表示にするフィルタリング機能が標準搭載されています。
コンテンツフィルタリングレベルを設定して、
ダウンロードできるアプリを制限する
※iPhoneやIpadなどのiOS端末のアプリインストール制限&課金防止設定の方法に関しては、以下のページをご参照ください↓
Playストアのフィルタリング機能の設定方法
Androidのアプリダウンロードストアである『GooglePlay』のフィルタリングの設定方法は以下です↓
制限したい子供のAndroid端末のホーム画面から「Playストア」をタップ後「設定」→「コンテンツフィルタリング」をタップします。
その後「許可するアプリのレーティング」から任意に設定します。
フィルタリング機能の各レーティングの基準は以下です↓
レーティング | 基準の説明 |
全ユーザー対象: | 子ども含む全ユーザー対象です。不適切な表現を含むアプリは制限され表示されません。 (最も制限が厳しいフィルタリング設定) |
ユーザー成熟度-低: | ライトユーザ向けで刺激の低い描写など、「全ユーザー対象」よりも多少フィルタリングが緩い設定 |
ユーザー成熟度-中: | 一般ユーザー向けの設定です。一般的に規制されるレベルの表現を含むアプリは表示されません。 |
ユーザー成熟度-高: | フィルタリングされず全てのアプリが表示されます。 |
上から順にアプリのフィルタリングの制限が厳しくなり一番下は「制限なし」というレーティングになっています。
学年に応じて「全ユーザー対象の設定」or「ユーザー成熟度-低」くらいに設定しておくことで、子どもに有害なアプリが非表示にすることができます。
学年に応じて上のフィルタリングで設定して、学年が上がるにつれて徐々に下に変更していくのがいいと思います。
Android端末でアプリのインストールそのものを制限する方法
上記のPlayストアのアプリフィルタリング機能で有害なアプリはインストール防止できますが、アプリのインストールそのものを制限することはできません。
iPhoneのようにアプリのインストール自体を制限する機能は、初期状態のAndroid端末にはありません。
Android端末でアプリのインストールそのものを制限する為には専用のアプリをインストールする必要があります。
専用のアプリは幾つかありますがオススメは「アプリロック(Smart AppLock)」というアプリです。
このアプリの特長は、「指定したアプリを起動時にパスワードを要求するように設定できる」ので、Playストアそのものにパスワードを設定することで、子どもが勝手にPlayストアを起動できないようにできます。
この制限をGooglePlayにかけておいて、子どもがアプリをインストールして欲しい時だけ話し合ってロック解除してあげればいいと思います。
パスワードを複数回間違えると時間を履歴に残したり、設定したメールアドレスに通知が来るような高度な設定もできるので
事前に子どもに伝えておくことで、「何度も適当にパスワードを打って突破されてしまう」なんてことも防止出来て地味に便利ですよ。
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