2022年の統計では、高校生になったら98.7%がスマホを所持しており、高校入学と同時にスマホデビューする子どもも多いと思いますが、今回は中学生のスマホ事情のお話です。
直近数年でスマホの低年齢化が急激に進んでいますが、中学生にスマホを持たせる必要はあるのでしょうか。
小中学生の保護者向け情報
「全国子ども会連合会」推奨の子供向け格安スマホが保護者に人気沸騰中!
詳細はトーンモバイル公式で確認を↓
中学生にスマホを持たせるべき? 二極化する意見と今後
「中学生になったらスマホを持たせる家庭」と「高校入学まで持たせない家庭」に二極化しています。
スマホを持たせると様々なメリットとデメリットがあり、その辺は各家庭の方針もあるので単純にどちらが間違っている・正しいという話ではありません。
今回は「中学生にスマホを持たせる理由」で多い意見について自分の意見を述べていきたいと思います。
迷っている方の参考になればと幸いです。(あくまで自分の意見なので賛否あると思いますがご了承下さい)
中学生にスマホを持たせる理由ランキング
「中学生にスマホを持たせる理由・メリット」を多い順にNo3からNo1とカウントダウン形式で見ていきましょう↓
持たせる理由No3:防犯対策・連絡手段として持たせる
中学校生活では部活や受験対策の塾など活動時間が長くなり、家の帰りも遅くなりがちです。なので保護者との連絡手段や万が一の場合に位置情報を掴むためにもスマホを持たせたいところです。
「連絡と防犯だけならキッズ携帯でも十分じゃないか」という意見もたまに見受けられますが、現実問題中学生がキッズケータイを持ち歩けるかというとそれは可哀そうですね。
持たせる理由No2:勉強系のアプリが揃っている
スマホで使える勉強アプリの中で勉強が捗る・身に付く類のものは殆ど無いと思います。
むしろネット検索でその場で調べる癖が付くという点の方が良いと思いますが、従来のように参考書など他の方法でも調べられます。
最近では黒板を写メで撮影するなども見受けられますが、個人的には「勉強」という観点からは中学生にスマホを持たせる決定的な理由にはならないと思います。
持たせる理由No1:LINEが必要という理由:
「LINEが使える」がダントツで中学生にスマホを持たせる理由No1となります。
他の記事でも書きましたが、最近では学校の連絡網などがLINEで回ってくる時代です。
保護者の方の中には
- LINEなんて家のPCでできるじゃないか
- LINEがないと仲良くなれないならそもそもそこに問題があるのでは?
と確かに正論の意見も見受けられますが、子どもの輪は正論で成り立ってはいないのも事実です。
スマホの普及率=LINEの普及率も年々上がって来ており、LINEは友達同士の連絡手段として必須レベルになっているので、保護者視点でのその意見も子供の交友関係では通用しませんからね。
携帯端末でリアルタイムで連絡を取り合うようなケースではスマホとLINEが無いと対応できないでしょうし、子どもにとっても大きなハンデになっているのは想像に難くないです。
「中学の子どもにLINE環境は持たせてあげたい」という事です。
安い&安全なスマホを!格安スマホで月額2,000円前後は余裕
学生スマホと言ってもドコモauソフトバンクで学割適用でも毎月6,000円以上はスマホ代が掛かって高額なので、家計への負担を考えると正直勘弁してほしいところですよね。
ただ料金面だけ見れば、最近では格安SIMや格安スマホの追い風があり毎月2000円も有れば子どものスマホ端末と毎月のスマホ代をカバーできる時代です。
ドコモなどの大手キャリアで月6000円以上かかるところを、同じ回線が月額2,000円くらいで使えるので、経済的な負担もかなり減らせます。
子供に特化した格安スマホ『TONEモバイル』が凄い!
ただ格安スマホはフィルタリング機能のフォローが弱そうなイメージで、ネットリテラシーの弱い中学生に持たせるのはためらわれます。
他のページでも散々書いていますが、子どもに持たせるなら保護者は「ペアレンタルコントロール」を徹底しましょう。結局子どもにスマホを持つルールや注意喚起を蔑ろにしている事が、子どものスマホトラブルの最大の原因になっているのも事実です。
そんな中2017年くらいから注目を集めているのが、”子供向けの格安スマホ”です。
月額1,100円でフィルタリングやペアレンタルコントロール機能が充実した専用開発のスマホが利用できるという安全第一の格安スマホです。
キッズスマホのように万が一の防犯対策にGPS機能も使えますし、保護者側から遠隔でスマホの機能を制限したり利用状況を確認する事もでき、フィルタリング機能は全スマホ中最強と言っても過言ではありません。
我が家でも高学年の子供に持たせていましたが、安全面でこれ以上はないでしょう。お勧めです。
やはり中学入学時が多い!子供にスマホを持たせる時期と小中学生のスマホ所有率
参考までに周囲の家庭がどの辺でスマホを持たせているのかは知っておいて損はないでしょう。
最近では徐々に子供のスマホデビューの学年が下がってきており、2018年に発表された内閣府の調査(2017年分)によると中学1年生では約4割以上がスマホ所持のようです)
最新の小学生・中学生のスマホ所有率の推移
参考情報:青少年のインターネット利用環境実態調査 | 内閣府
特に子供が中学校入学時にになるとスマホを持たせる家庭が一番多いです。
毎年学生のスマホ所有率が増加している
また以下の表を見てもらえれば分かる通り、どの学年でも毎年一定の割合でスマホ所有率が上昇しているのが分かると思います。
学年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
小学生 | 17% | 24% (前年度+7%) |
27% (前年度+4%) |
30% (前年度+3%) |
中学生 | 42% | 46% (前年度+4%) |
52% (前年度+6%) |
58% (前年度+6%) |
高校生 | 91% | 94% (前年度+3%) |
95% (前年度+1%) |
96% (前年度+1%) |
ここ1年で特に小学生と中学生のスマホ所持率が上昇しており、「中学生になったら持たせる」では遅いのかもしれません。
1年に3~5%所有率が増えるというのは相当激しい変化で、凄い勢いでスマホの低年齢化が進んでいる事が国の調査結果から分かります。我々が思っている以上にスマホの低年齢化のスピードは速いです。
最近では中学校の連絡網がLINEで回ってくる事も多いですが、小学生でも英語は当たり前なように早いうちからスマホでLINE等を使いこなせるくらいの能力をつけておく事も必要になりそうです。
コメントを残す