子どものスマホデビューシーズンですが、ここ最近ではネットリテラシーの低い子供が簡単にSNSやLINEで顔の見えない相手とコンタクトできてしまう事から被害件数が増加しています。
子供は善悪の区別がつかないから、そのままLINEやSNSを使わせるのは考えものです。
特に2017年末からニュースになりましたが、LINEで”トモダチ”として近づき「自撮り写真をバラまくぞ」と脅迫して事件になる「自撮り被害」がここ数年で増加しているそうです。
保護者は注意喚起だけでなく、対策も必要かもしれません。
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
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SNSやLINEの被害は増加中!簡単に顔の見えない相手と話せる時代
警察庁によると2016年に「SNSやLINEで被害にあった児童数」は過去最多の1736人との事です。
参考:「子どもの3人に1人は悩んだことあり・・・ 本当にあったスマホトラブル」
SNSやLINEで簡単に顔の見えない相手と接触できる事が原因
別のページでも紹介しましたが、スマホが低学年まで普及している事もあって、より年齢の低い子供でもLINEやSNSで簡単に顔も分からない相手と話せるようになってきているのが件数増加の原因でしょう。
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特に小中学生の場合、「同じ学年」だと言われば簡単に信じて自分の事を話してしまうかもしれません。
主な被害ルートを見てみると、コミュニティサイト上で被害者の子供と知り合い、実際にあって金品や性的関係を求められるケースが多いようです。
「自撮り被害」特に最近はLINEでの自撮り画像からの脅迫被害が増えている
保護者の方で「自撮り被害」という単語をご存じでしょうか。
上記のLINEやSNSでの被害の中でも、特に最近多いのがLINE経由で”トモダチ”と年齢を偽って近づき、「自撮りの写真をネットに流出させるぞ」と脅迫するケースです↓
2017年12月にも朝日新聞DIGITALで事件が取り上げられています↓
女子生徒とはSNSを通じて知り合い、4~5月、女子生徒の弱みにつけこんで脅し、顔も入った裸姿の画像をスマートフォンからLINEで送るよう要求。送信させた画像を「ばらまく」と脅して呼び出したという。
警視庁の統計でもここ数年で「自撮り被害」が増加傾向に
また警視庁の「子供の性被害件数」の統計によると、「児童が自らを撮影した画像に伴う被害に遭った児童の推移」がここ数年増加しているのが分かります↓
参考:【児童ポルノ事件】 児童が自らを撮影した画像に伴う被害に遭った児童の推移 | 警視庁
平成30年途中までのデータなので中途半端にはなっていますが、平成29年まで件数が増加しており、平成30年(前半)も29年(前半)に近い暗いの被害件数が出ていることが分かります。
また被害は中高生が圧倒的に多いというのもデータから分かりますね…
被害にあわない為に!SNSやLINEを使う子供に注意してもらう事
事件だけを見ていても解決しません!まず保護者ができる事は、子供に注意喚起をする事ですがポイントは以下です↓
【自撮り被害の注意点】SNSやLINEで顔の見えない/知らない相手を信用しない
LINEを使っている人であれば、だれでも一度は「”知り合いかも”に表示されていたのでメッセージしました」などの胡散臭い業者のメッセージが届いたことがあるのではないでしょうか。
「今子供がそんな相手とLINEでやり取りをして、個人情報をしゃべってしまったら?」
LINEやSNSではアイコンなどに好きな写真を掲載できるので、簡単に親近感が沸きますが、実際に中の人の写真とは限りません…
子供には実際の学校などの友だち以外の人との交流の際は気を付けるように、日ごろから注意喚起をしておきましょう。
少なくとも前記の動画は子どもに見せてあげてください。
【自撮り被害の注意点】個人情報は簡単に流出する
勿論直接個人情報を教えないように言っておくことは大事ですが、特に意図しない個人情報の流出は”写真”だったりします
写真の背景に移っているものなどの情報からでも個人情報が割り出されてしまう可能性があるので、基本的には信頼できる相手以外には写真を送るのはやめた方が無難でしょう。
最近だとTwitterやインスタなど、写真を投稿する機会は非常に多いと思いますが、世界中の人間がその写真を見ることができるのです。
【自撮り被害の注意点】SNSやLINEだけじゃない!ゲームでも注意!
SNSやLINEだけではなく、最近では不特定多数の相手と一緒に遊べるゲームでも注意が必要です。
人気タイトルでいうとモンスターハンターなど、直接ゲーム内で相手にメッセージを送れるものも多いので、ふとしたことで個人情報を他のプレイヤーに知られてしまう可能性もあり注意が必要です。
保護者ができるLINEやSNSのリスクから子供を守る方法
ここ最近では義務化している「フィルタリング」という言葉をご存知でしょうか?
現在では「青少年インターネット環境整備法」によって、18歳以下の子供にスマホを持たせる際には、フィルタリングを導入して子供に有害なコンテンツをブロックすることが必須となっているので、子供にスマホを持たせている保護者はご存知かと思います。
しかしドコモauソフトバンクで導入するフィルタリングサービスでは、iPhoneの場合LINEやSNSアプリごとに機能制限をすることが出来ず、LINE自撮り写真の脅迫やSNS被害を防止ことには役立ちません。(現にドコモauソフトバンクでは以前からフィルタリングを導入していますが、被害件数は増加しています)
つまりフィルタリングと一言にいっても、制限できる機能はピンからキリまであるという事です。なので保護者はフィルタリング機能の中身までみて、自分の子供に持たせるスマホに導入する必要があるんです。
「自撮り被害」の防止機能がある格安スマホで事前に対策する事も◎
このサイトでも散々紹介していますが、『トーンモバイル』という子供の見守り機能に特化した格安スマホというものが存在ます。(TSUTAYAとかカメラのキタムラ店頭で売ってるやつですね)
料金も格安スマホなので月額1,100円と安価なのですが、何より子供の見守り&防犯機能がととても優れていて、特に小中学生に最初に持たせるスマホとしてはこれ以上のものはありません。
トーンモバイルという会社は様々な社会問題をシステムで解決する事に力を入れており、今回の「自撮り被害」もスマホで防止できるような新機種を2020年2月に発売しています。
以下のページでも解説していますが、『TONEカメラ』で動画や写真を撮ると、AIが自動で不適切かどうか判断してブロックしてくれるという最先端の機能が搭載されています↓
モチロン保護者側から子供に「自撮り被害」について事前に気を付けてもらうように言っておく等は必要ですが、スマホ自体のシステムでも防止する事ができるのは安心ですよね。
[…] 参考:子供のLINEでの自撮り写真の脅迫被害が増加!子供のスマホ事情 […]
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