iPhone8半額でも縛りに注意！ソフトバンクの”半額サポート for iPhone”の罠

ソフトバンクのiPhone8が半額で購入できる新プランが登場したって聞いたんですがホントですか？

iPhone8/8 Plus発売と共に登場した「半額サポート for iPhone」の事ですね。
確かにiPhone8の端末代は半額になるのですが、その分4年縛りや2年毎の強制機種変更などかなりきつい縛りになるので正直オススメできません。

今回はソフトバンクのプラン「半額サポート for iPhone」について解説していきます。
半額で最新iPhoneが使えるからと飛びつきそうになっている人は一読して頂きたいです。

かなり条件が複雑ですが、ソフトバンクの｢半額サポート for iPhone｣のサービス詳細は以下です↓

という事でiPhone8以降のモデル購入時に48回分割で購入した場合に利用でき、半分の24ヵ月分を支払い終わった時点から買った端末を回収してもらう事で残りの端末代ローンが全額割引になります。

単純に購入から25ヵ月目であれば半分の24ヵ月分が割引になるので端末の支払い額は半額という訳です。

2年後に回収されるんですか！？
これって半額になるけど2年間レンタルしてるだけのような気が…

しかし特典適用条件が以下のように非常に面倒な事になっています↓

「半額サポート for iPhone」の割引特典適用条件

• 対象機種を24ヵ月利用後、25ヵ月目以降に「半額サポート for iPhone 」の指定機種、または「機種変更先取りプログラム」の指定機種に機種変更すること。
• 機種変更後も「半額サポート for iPhone 」または「機種変更先取りプログラム」に加入すること。
• 機種変更の翌月末までに加入時に購入した機種を回収、査定完了すること（当社指定の回収条件を満たしていること）

半額サポート for iPhone | Softbank

上記が半額サポートfor iPhoneの割引適用条件ですが、とても分かりづらいですよね。条件が複数で複雑でパッと見で良いか悪いのか分かりにくかったのは自分だけじゃないはず。

しかも再度機種変更しないと割引にならないので無限ループするじゃないですか。

つまり「半額サポートfor iPhoen」の半額特典を受けるためには回収時に別の端末に機種変更する事が強制され、更に再び「半額サポート for iPhone」か「機種変更先取りプログラム」に加入が必須という無限ループに入ります。

※「機種変更先取りプログラム」は端末を分割購入した場合に、18ヵ月を過ぎると残りの機種代金を免除する代わりに端末を回収するプログラムです。(普通に6ヵ月待って下取りに出した方が明らかに安くなるという微妙なプログラム)

半額サポートは端末はレンタルしているような状態＆回収時にペナルティも

半額サポートfor iPhoneの割引特典を受けるには使っている端末を返却する必要があるので最終的にiPhone端末は手元に残りません。

つまり24ヵ月で返却した場合、端末代が半額になって2年間レンタルと同じ状態です。

また返却する時に端末の状態が査定条件を満たさなかった場合、2万円のペナルティが掛かります。なので壊れてしまったから機種変更という事が出来ません。修理費用を支払って返却するのと同じ事になります。

回収した機種が査定条件を満たさなかった場合、20,000円（不課税）のお支払いが必要です。割賦債務が完済済みである場合及び回収機種が査定条件を満たしていないときにお客さまの割賦残債務が20,000円※6以下の場合は、本特典は利用できません。

あんしん保証パック with AppleCare Services加入時は2,000円となります。

まとめると「半額サポートfor iPhone」に加入すると、最新のiPhoneモデルを半年間で半額レンタルし、半強制の機種変更と強制再加入という事になります。

勿論返却しないという選択肢もありますが、その場合は返却しない＝割引が無いのでそもそも「半額サポートfor iPhone」に加入した意味がないです。

つまり

向きの割引サービスという事になります。

これは果たしてお得なのでしょうか。

まったく得に思えないプログラムですし、縛りがきつ過ぎます。