トーンモバイルって中速無制限なんですよね?テザリングでタブレットやパソコンに繋げば無制限で使えたりするんですか?
トーンモバイルの回線速度は公式発表で500~600Mbpsですが、テザリングする場合は子機は更に通信速度が遅くなる傾向があります。
という事は?
トーンモバイルの中速無制限だとテザリング先では動画や大きいファイルの送受信は厳しいです。
周りの環境や時間帯によって異なりますが、ウェブ閲覧もストレスがあるかもしれませんし、WiMAXのように使おうとは考えない方が良いでしょう。
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,100円で使える小中学生向け格安スマホ!
トーンモバイルの中速無制限でのテザリングは実用的?
トーンモバイルでは2018年に回線増強が行われ「3日で300MB」という厳しい通信制限が撤廃され、通信速度も実測で1Mbps出ている事もあり「無制限」の意味が出てきました。
そこで…
「トーンモバイルはデータ無制限なら、テザリングでタブレットやパソコンでも使い放題が出来ないかな?」
と考えてしまう人も多いと思います。
そもそもトーンモバイルはヘビーユーザー向けの格安SIMではない
しかしはっきり言ってトーンモバイルで動画視聴や他端末をテザリングしてガンガン利用する事はあまりお勧めできません。
トーンモバイルは「インターネット使い放題」ではあるのですが、シニアや子供などライトユーザー向けの格安SIMなのでヘビーユーザーの無制限利用を前提としていません。
インターネットは使い放題ですか?
額1,000円(税抜)の基本プランで通信速度500kbps-600kbps程度のインターネットが使い放題です。
動画再生(YouTube等)・アプリケーションのダウンロード(Google Play等)など、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信については、速度や通信量を制限します。
トーンモバイルの通信速度はYoutubeがギリギリくらい
別のページでトーンモバイルの通信速度で動画の視聴は可能なのかを解説していますが、Youtubeの中速でギリギリ可能なラインで、ストリーミング動画や高画質動画などはトーンモバイルでは厳しいレベルです。
テザリングの場合にはトーン機種が親機、タブレットやパソコンが子機となりますが、親機で500~600Mbpsなのでテザリング先の子機では更に通信速度は落ちます。
当然テザリング先の端末での動画の視聴は現実的ではないですし、ウェブ閲覧も環境によってはもたつくかもしれません。(メール程度なら問題ないです)
これはトーンモバイルに限らず中低速無制限プランの全ての格安SIMに共通して言えることです。
ヘビーユーザーのための高速通信でテザリングできる無制限の格安SIM
もし出先で動画やデスクワーク時にポケットWiFiやWiMAXの代わりにトーンモバイルの無制限テザリングを考えているのなら、WiMAXなどを契約するか、高速通信&データ無制限の格安SIMを契約しましょう。
無制限で通信速度の速い格安SIMはいくつか存在しますが、その中でも特に定評があるのが「Uモバイル」でしょう。
トーンモバイルのテザリングはもちろん無料!申込も不要
という事でここからはトーンモバイルのテザリングに関する基本的な項目を解説していきます。
大手キャリアではテザリングを利用するためには月額数百円かかる「テザリングオプション」に加入が必要ですが、トーンモバイルなど一般的な格安SIMではテザリングは無料で使えます。
特に申込時のオプション選択項目にも無く、自動でテザリングが利用できる状態になっています。
Wi-Fi、Bluetoothテザリング、USBテザリングの3種類でご利用いただけます。別途、オプションサービスのお申し込みは必要ございません。
3種類のテザリングが利用可能
テザリングと言っても実は3種類あり、トーンモバイルでは3種類のテザリングとも利用可能です↓
Wi-Fiテザリング
最も一般的なテザリングで、スマホを親機としてWi-Fiルーターの代わりにし、子機とWi-Fiで繋ぐテザリングです。
USBテザリング
これは名前通りUSBケーブルで親機(スマホ)と子機(タブレットなどのテザリング先)を繋ぐ方法です。有線なので他2つのテザリングと比べ通信が安定していますし、充電できるUSBケーブルなら充電しながらテザリングが可能なので、邪魔にならなければ優秀です。
Bluetoothテザリング
こちらはWi-FiをBluetoothで繋ぐテザリングです。Wi-Fiテザリングに比べて無線なのは同じですが、通信速度は遅い分、バッテリーの消費が少ないという特長があるテザリング形式です。
3種類のテザリングの特徴 | 有線/無線 | 通信速度/安定性 | バッテリー消耗 |
Wi-Fiテザリング | 無線 | 〇 | 大 |
USBテザリング | 有線 | ◎ | 充電可 |
Bluetoothテザリング | 無線 | △ | 小 |
一般的にはテザリングというと「Wi-Fiテザリング」のことを指している場合がほとんどですが、トーンモバイルでは3種類とも利用可能です。
m14,m15,m17、e19、e20ともテザリング対応!バッテリーも10時間近く持つ
トーンモバイルと言えば、専用端末のmシリーズですが、m14,m15,m17、e19、e20どれもテザリングに対応しています。(最新機種は2020年2月発売の「TONE e21」です)
また上記の通りWi-Fiテザリングはバッテリー消費が激しいですが、トーンモバイル最新端末である「TONE e21」のバッテリー容量は大容量の4,000mAhと充分です。
なので、スマホの操作無しの場合でテザリングが10時間近く連続で使えるため、簡易的ななWi-Fiルーターのようにも使えますね。
【まとめ】トーンモバイルの無制限テザリングはライトユーザー向け!
ここまでをまとめると
- トーンモバイルのテザリングは3日間の通信制限がなくなり「無制限」に近づいた
- ただし回線速度は中速なので、テザリングで動画視聴やヘビーユーザーには向かない
- テザリングが申込不要&無料で利用可能
- 3種類のテザリングとも利用でき、専用端末では長時間のテザリングもできる
ちょこっと出先でメールチェックやサイトの閲覧くらいなら、簡易的なWi-Fiルーター代わりに便利です。