小学校入学~低学年の子供に防犯対策でマモリーノを持たせたいのですが、これって保護者もauを契約していないと使えないんですか?
auのキッズ携帯は2019年2月に発売の『マモリーノ5』が最新機種ですね。
という事でauのマモリーノ5が子供だけの単独契約が可能なのかを調べてみました。
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,100円で使える小中学生向け格安スマホ!
ドコモで子供だけのキッズケータイ「マモリーノ」の単独契約は可能!だが…
結論から言うと、現在販売中のauのキッズ携帯『マモリーノ5』は子供だけでも単独契約は可能です。
単独契約の場合、保護者が契約者となり子供を利用者としてキッズ携帯を持たせるという形になります。
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪
なので保護者がau以外のキャリア(ドコモやソフトバンク)や格安SIMを契約している場合でも、子供だけauでマモリーノ5を契約する事が可能です。
しかし…
auのマモリーノ5を単体契約した時のデメリット
上記のようにマモリーノ5をauで子供だけ単独契約する事は可能なのですが、単独契約する場合には致命的なデメリットがある事を知っておかなければなりません。
デメリット➀:auのGPS機能『安心ナビ』が単独では利用不可
ご存知の方も多いと思いますが、auには子どもの居場所を探すGPS検索機能『安心ナビ』というサービスがあります。
「安心ナビ」のGPS検索機能は、子供の帰りが遅くなったり、無事習い事に到着しているかや万が一の場合の居場所の確認にも使える防犯の最重要機能と言っても過言ではないでしょう。
auのGPS検索サービス『安心ナビ』は保護者がau契約&子供がキッズ携帯などの対象機種を利用していないと、利用不可となっています。(以下のページで問い合わせて調べた内容をまとめているので参考にどうぞ)
デメリット➁:通話料金が1時間で2,400円と割高
キッズ携帯を持たせるメリットの1つに、子供との通話の連絡手段のためというのがあります。
auでマモリーノ5を単独契約した場合には、マモリーノ専用のプラン『ジュニアケータイプランN』(2年契約Nで月額550円)に加入する事になりますが、『ジュニアケータイプランN』に加入しても「家族間無料通話」はauの家族との通話だけに限られます。
つまり子供がauで単独契約した場合、保護者=au以外の他社との通話なので20円/30秒という割高な通話料金が掛かるというデメリットがあります。
保護者と月に1時間通話しただけで通話料が2,400円も掛かるのはかなり痛いと思います。
auをキッズ携帯単独契約してもGPSが使えず通話料金も割高
という事でauの「マモリーノ5」を保護者がau以外の場合に子供だけ契約した場合の月額料金は以下の内訳になります↓
ジュニアケータイプランN | 月額550円(「2年契約N」適用時) |
安心ナビ利用料金 | 加入不可 |
通話料金 | 20円/30秒 (他社との通話になるので) |
居場所を通知 | 3円/回 |
マモリーノ5の本体価格 | 16,200円 (24回分割で675円/月) |
初回事務手数料 | 3,300円 |
合計 | 月額1,225円+通話料+居場所通知+事務手数料 |
という事でマモリーノ5の本体代金を24回分割した場合の月額料金は、1,225円(税込)に加えて1時間につき2,400円の通話料金&検索料&3,300円が掛かります。
意外とマモリーノ5の本体代金が16,200円と高く、格安スマホのエントリーモデルが買えるくらいは掛かります。
以下のページでauの最新機種『マモリーノ5』の機能を解説していますが、タッチパネルと音声操作が可能になった分だけ端末代金も割高になっています。(参考値:ドコモの「キッズケータイ F-03J」は1万円くらい)
【結論】auのマモリーノ5は子供の単独契約は可能だが、GPS利用不可+通話料が高額
という事で保護者がau以外を契約している場合でも、auのマモリーノの子供の単独契約自体は可能であるものの、
- GPS検索サービス『安心ナビ』が利用不可
- 家族間通話が無く、保護者との通話でも20円/30秒という割高な通話料が掛かる
という大きなデメリットがあります。
そもそもキッズ携帯でGPS検索機能が使えないとなると、防犯機能は防犯ブザーのみと持たせる意味がかなり薄れます。
また通話料が20円/30秒とかなり高いので、auでキッズ携帯を子供が単独契約しても通話連絡はかなりためらわれますよね。
auのキッズ携帯の単独契約をドコモやソフトバンクと比べて
ちなみに大手キャリア3社のドコモやソフトバンクのキッズ携帯と条件を比較すると以下です↓
キッズ携帯の単独契約 | GPS検索機能 | 家族間無料通話 |
ドコモ | 利用不可 | 無し(20円/30秒と割高) |
ソフトバンク | そもそも単独契約が不可能 | |
au | 利用不可 | 無し(20円/30秒と割高) |
なのでキッズ携帯の単独契約の場合、大手3キャリアともただの月額料金のかかる防犯ブザーのようなもので微妙です。
話題の子ども向けの格安スマホの方がトータルで安い
親がauで契約していればキッズ携帯を安く利用できますが、そうでない場合には「子ども向け格安スマホ」を利用するという方法も有効です。
一般でも月2,000円も有れば格安SIMが使える時代ですが、最近では子供向けの防犯や安全機能が充実した格安スマホというものが登場し、雑誌などでも特集されていますね。
特に子ども向けの格安スマホはTSUTAYAのTONEモバイルが一強になっています。
TONEモバイルは基本料金1,100円で使え、フィルタリング機能や制限機能が大手キャリアのジュニアスマホ以上に充実していることから「全国子ども会連合会」にも推薦されるなど実績もあります。
我が家でも子供に持たせていますが、スマホの性能を保護者側で段階的に制限できるので、キッズ携帯の代わりにもなりますし、学年が上がったら子供と話し合って制限を徐々に解除していくのが良いでしょう。
特に料金面は、これで小学校から高校まで使い続けられるので何度も高額な端末を買い替える必要が無くなり大きな節約になり家計に優しいです。
参考:「【保護者必見】安さと安全性を両立! 子供向けキッズスマホ&ジュニアスマホ選び!」