子供が「iPhoneを持ちたい!」と言い出したら遂にスマホデビューの時期ですね。
最近ではスマホの低年齢化と共に、LINEやSNSでの子供の被害が増えてきています。
なんか去年LINEで中学生が事件になっていましたね…
最近では子どものスマホへのフィルタリングの導入が義務化しており、保護者もフィルタリングについて知っておく必要があります。
という事で今回は学生に爆発的人気を誇るiPhoneのフィルタリング方法をひたすら解説していきます。
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iPhoneでアプリ各種の機能を制限する
フィルタリングと言えば、yahooやGoogleの検索で子供に有害なサイトを表示しないようにする機能を指す場合が多いですが、正直それだけでは不十分でしょう。
特に子どもの場合、学年が低くなるにつれてスマホでゲームアプリやYOUTUBEなどの動画視聴をする頻度が増えるという統計データがあります。
つまり学年が低いほど、ゲームアプリは動画アプリ依存症になる可能性が高く、アプリごとの機能制限を保護者側で設定してスマホ依存症を防止してあげましょう。
また学年が上がるほど、LINEやSNSと言ったコミュニケーションツールの費用頻度が上がります。特にLINEの怪しい”トモダチ”からの被害は増加傾向なので、アプリ制限以外にもしっかりと子供に注意喚起してあげましょう。
iPhoneでアプリごとの起動を制限する方法
という事でiPhoneでアプリごとの起動を制限する方法は以下です↓
「設定」⇒「一般」⇒「機能制限」⇒「機能制限を設定」をタップ⇒パスワードを設定⇒機能制限したいアプリをON
これで機能制限をONにしたアプリはiPhone上でアプリのアイコンが表示されなくなります。パスワードは設定解除や再設定する際に必要になるので、保護者側でしっかりと管理しておきましょう。
特に小学生くらいの年齢の子供にiPhoneを持たせる場合には、「保護者がいる時間だけYOUTUBEアプリやゲームアプリを使っていい」というルールにしてその時間だけ保護者側でアプリの制限を解除するなどの使い方も有効です。
YOUTUBEも子供が大好きなコンテンツですが、関連動画で見せたくない動画が勝手に出てくるなどの問題もありますよね。最近ではキッズ向けのYoutube Kidsなどもあるので参考にどうぞ。
事前にパスワードの要求を「常に要求」に設定する事!
最初に設定すべきなのが「コンテンツの許可」⇒「パスワードの設定」の「購入とAPP内課金」の部分です。最初の設定では「15分後に要求」になっていますが、この設定のままだと、保護者がパスワードを入力してアプリなどを購入・課金してから15分間はパスワードなしで購入・課金ができてしまうからです。
なのでここは最初に「15分後に要求」から「常に要求」に設定変更しておきましょう。
機能制限が推奨される項目
上記の「機能制限」のページでは結構な項目の機能を制限する事が出来ますが、中でも以下の項目は「許可」するかどうかを各家庭で子供としっかり話し合って決めてほしい項目です↓
- Safari
- iTunes Store
- インストール
- Appの削除
- App内課金
正直この項目を制限するだけでも、勝手な課金などが激減するのでお勧めです。子供側から要求があったら家族会議で制限をどうするかの決めごとをするというのが良いでしょう。
特に子供の勝手なアプリ内課金からの高額請求の被害額は平均5万円以上との事なので、「app内課金」の設定は必須と言えそうです。
制限設定したアプリを解除する方法
ちなみに機能制限して非表示になったアプリの機能制限を解除するには、同じく
「設定」⇒「一般」⇒「機能制限」⇒設定したパスワードを入力⇒解除したいアプリをOFF
で解除可能です。
年齢年齢外のアプリの起動&ダウンロードを制限する方法
続いては子どもに有害なアプリ・年齢制限のあるアプリのダウンロードと起動を制限する設定方法です。
アダルトまではいかなくても、微妙なアプリも広告などからダウンロードして高額請求が来たという話も聞きますし、事前にダウンロードできない設定にしておく事は必須でしょう。
既にダウンロード済みのアプリがある場合には、設定する事でiPhone上から非表示になります。
先ほどと同じく
「設定」⇒「一般」⇒「機能制限」⇒「機能制限を設定」をタップしてパスワードを設定する⇒下にスクロールして「コンテンツの許可」の部分の「App」をタップし、許可するレート年齢制限の上限を選択します。
年齢制限のレートについて
結構分かりずらいのでここでレートについての補足を。レート(年齢制限)には以下の6種類があります↓
「Appを許可しない」
「4+」
「9+」
「12+」
「17+」
「すべてのAppを許可」
がありますが、タップした年齢までの制限になります。例えばiPhoneを使う子供が10歳の場合には「9+」を選択すると、それ以上の年齢制限がある「12+」「17+」のアプリを制限することが出来るという事です。
ちなみにアプリごとの年齢制限は、Appストアの各アプリのページを下にスクロールしていくと、「年齢制限指定」の欄に記載されているので確認する事が可能です。
iPhoneでSafariなどWebサイトのへのアクセスを制限する方法
続いてはインターネットの検索からアダルトページなどへアクセスする事を制限する設定方法(いわゆるフィルタリング)です。2種類あって
- アダルトコンテンツを制限:アダルトコンテンツとして登録されているページへのアクセスをブロックする
- 指定したWebサイトのみ:デフォルトでiPhoneに登録されているページや、自分で指定したページ以外へのアクセスをブロックする
2つ目はカスタムで指定したページ以外へのアクセスを制限する方法なので、アダルト以外にもまだまだ勝手に見てほしくないページが多い場合には、指定したページだけを見せるという選択肢もあります。(以下に子供向けのWebサイトを載せておきますので参考にして設定してみるのもいいでしょう)
【小学生にお勧めのWebサイト】
- yahooきっず:https://kids.yahoo.co.jp/
- 学研キッズネット:https://kids.gakken.co.jp/
- キッズ@nifty:http://kids.nifty.com/
- 毎日小学生新聞:http://mainichi.jp/maisho/
- 西日本新聞 こどもタイムズ:https://www.nishinippon.co.jp/feature/kodomo/
- 読売KoDoMo新聞:http://www.yomiuri.co.jp/kodomo/
【中高生にお勧めのWebサイト】
- 高校生新聞オンライン:http://www.koukouseishinbun.jp/
- 読売中高生新聞:http://www.yomiuri.co.jp/teen/
- 朝日中高生新聞:https://www.asagaku.com/topnews/chu/chu_article.html
- 15歳のニュース:https://mainichi.jp/maisho15/
iPhoneのインターネットのフィルタリングの設定方法は以下です↓
「設定」⇒「一般」⇒「機能制限」⇒「機能制限を設定」をタップ⇒パスワードを入力⇒下にスクロールして「コンテンツの許可」欄の「Webサイト」を選択⇒「アダルトコンテンツを制限」か「指定したWebサイトのみ」を選択
子供/学生に持たせるiPhoneのフィルタリング機能まとめ
上記のようにフィルタリングサービスやアプリを使わなくても、iPhoneにデフォルトで搭載されている制限機能でフィルタリングやペアレンタルコントロールを行うことが可能です。
しかし一部のスマホに搭載されているような「保護者側で指定した時間だけスマホが使用できる」だったり「子どもの居場所や通ったルートを確認できる」といった防犯対策、「歩きスマホ防止」などはiPhoneの機能では使うことが出来ません。
特に防犯機能は小学校低~中学年までは安全面で欲しい機能なので、以下のような子供向け特化のスマホを推奨します↓
参考:「フィルタリング機能が優秀な格安SIM(格安スマホ)はここ!2018春版」