子供が小学校に入学するくらいの時期になると、習い事や放課後など一人で出かける事が多くなりますよね。また放課後の子供も自由なので防犯対策や連絡用にキッズ携帯を持たせようと考えている保護者の方も多いと思います。
今回はソフトバンクの人気キッズ携帯「みまもりケータイ4」について料金や機能を解説していきます。
検討している保護者の方は必見ですよ!
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,100円で使える小中学生向け格安スマホ!
ソフトバンクのキッズ携帯最新機種は「キッズフォン2」!みまもりケータイ4も購入可能
キッズ携帯と言えばドコモauソフトバンクでそれぞれ人気機種を発売しているので混同しやすいですが、まとめると以下の機種になります↓
ドコモ | キッズケータイ(シリーズ)、ドコッチ(腕時計型) |
au | マモリーノ(シリーズ)、マモリーノウォッチ(腕時計型) |
ソフトバンク | みまもりケータイ(シリーズ) キッズフォン(シリーズ) |
と各社シリーズとして発売しています。
ソフトバンクと言えば「みまもりケータイ」シリーズが定番ですが、で2017年3月10日に発売した「みまもりケータイ4」まで発売されています
その後は、2018年4月にカメラとタッチパネルに対応した新シリーズ『キッズフォン』を発売し、2020年1月に最新機種『キッズフォン2』を発売しています。
なので、2020年現在はソフトバンクで購入できるキッズ携帯の機種は、「みまもりケータイ4」と「キッズフォン」、「キッズフォン2」の3択となっています。
2017年発売の「みまもりケータイ4」でみまもりケータイシリーズが終了となっており、2018年から「キッズフォン」シリーズにバトンタッチしています。
店舗の在庫をみると、本体代金が高い分スマホに近い「キッズフォン」シリーズが圧倒的に人気があり、発売から数週間で在庫切れになったとの事です。
最新の「キッズフォン2」と1つ前モデルの「キッズフォン」に関しては以下のページにまとめているので参考にしてみて下さい↓
ソフトバンクのキッズ携帯「みまもりケータイ4」の機能
2017年の頭にドコモの「キッズケータイ」と同じタイミングで発売された「みまもりケータイ4」ですが、発売も割と最近なのでキッズ携帯に必須の防犯機能や連絡機能は充分揃っています↓
機種名 | みまもりケータイ4 |
発売日 | 2017年3月10日 |
端末代金 | 6,720円(税込)or 280円/月×24ヵ月分割 |
GPS機能 | 〇(位置ナビ) |
通話 | 〇 |
防犯ブザー | 〇 |
メール/SMS | 〇自由文・定型文・音声メール・絵文字可能 |
防水 | 〇PX5/8 |
防塵/耐衝撃 | 〇IP5X / 〇 |
カメラ機能 | × |
キッズ携帯に最低限欲しい機能の「GPS機能」「電話とメール」「防犯ブザー」にはしっかり対応していますね
ソフトバンクの「みまもりケータイ4」の料金は高い?
気になるのは料金面ですが、ソフトバンクのキッズ携帯「みまもりケータイ4」の月額料金は以下となります↓(全部税別)
契約タイプ | 端末無し料金 | 端末代込料金(分割時) ・一括時11,127円 ・分割時464円/月×24ヶ月 |
「基本プラン」 (2年契約無し契約) |
490円/月 | 954円/月 |
+通話/メール(SMS)料金 | 上記の基本料金に加えて、 ◇他社携帯へSMS送信(事前設定が必要):3円/1メール送信 ◇位置ナビ(GPS機能/事前申込が必要):月額+200円 + 5円/1検索利用 |
現在ソフトバンクのみまもりケータイ4向けのプランは、2年縛り無しの「基本プラン」となっているので、端末代金を含めての月額料金は端末代+位置ナビ加入で月額1,154円+消費税+αほどで利用可能です。
端末の本体価格は直近に発売されたキッズフォンシリーズと比べても機能面が少ない分、比較的安く購入できます↓
ソフトバンクの キッズ携帯機種 |
発売日 | 本体価格 |
キッズフォン2 | 2020年1月17日 (メーカー:SEIKO) |
18,000円 |
キッズフォン | 2018年4月13日 (メーカー:ZTE) |
12,000円 |
みまもりケータイ4 | 2017年3月10日 (メーカー:SEIKO) |
直近に発売されたキッズフォンシリーズは、スマホに寄せたタッチパネル対応など機能面が豊富な分料金も割高になっていますね。
対して最低限のみまもり機能は使えるみまもりケータイ4はキッズフォン2の3分の1ほどの価格で購入する事が可能だったのですが、2020年のキッズフォン2発売に伴って端末価格が倍近い12,240円まで上がっています…
これだったら同じ価格で性能面で上位の「キッズフォン」シリーズの方がいいですよね。
ソフトバンクのみまもりケータイ4の”2年縛り”は解約時に結構面倒
なので現在契約する場合には、期間なし契約(いつでも違約金無しで解約可能)でのみ契約できるように改善されました。
注意してほしいのが、一見安いソフトバンクのみまもりケータイ4の「専用2年契約」ですが、2年に1ヶ月だけ存在する更新月以外で解約した場合には違約金9,500円が請求されるというかなり面倒なシステムになっている事です↓
また、更新月に解約しないと自動更新となり再度2年契約が延長されるのは”2年縛り“と呼ばれ、違約金も大人向けと同じなソフトバンクの契約制度なので全くお勧めできません。
小学校の中高学年になってみまもりケータイ4が不要になった場合にも、2年契約中には違約金が掛かるので解約できず、2年に一度の更新月で解約を忘れて更に2年契約が更新されるという罠に…
泣く泣く最終的に9,500円の違約金を払って解約する保護者や、そのままソフトバンクで高額なスマホの契約に移行する保護者も多いみたいですね。
ソフトバンクのみまもりケータイ4は料金は安く契約できるけど、解約するのは安くないって事ですね…
【補足】2年契約無し契約も可能だが月額料金が高くなる
みまもりケータイよりも子供向けの格安スマホの方が安い!
最近特に注目されているのが、子供向けの格安スマホというものです。(我が家ではこれを使っています)
特に有名なのがトーンモバイルという子供向けの格安スマホで、キッズ携帯の防犯機能も使える格安スマホです↓
veryなどの女性誌でも特集されていましたが、最近では月額2,000円もあれば大人でも子供でもスマホが利用できる時代なんですね。
小学生向けの防犯機能がある格安スマホが登場しているんですね。すごい時代!
みまもりケータイ4より子供向け格安スマホの方が防犯機能が優れている!
とは言えみまもりケータイみたいに防犯機能が使えるのかが重要になってきます。なんせ安全確認のために持たせるわけですからね。
TONEモバイルも子供向けのスマホというだけあり、ソフトバンクのみまもりケータイ4と同様にGPS機能での居場所確認や通話・メールも可能です↓
また学年に合わせてスマホの機能を保護者側で設定できるので、スマホ持たせる心配の1つである子供のスマホ依存症になる心配がないのも嬉しいです。
子供向け格安スマホの方がみまもりケータイ4より防犯性能良いですね。
みまもりケータイ4と子供向け格安スマホならどっちが安い?【料金比較】
スマホなんだからみまもりケータイ4より高そうですが、格安スマホなのでなんと基本料金は月額1,100円で使えます!
月額料金比較 | 格安スマホTONE | みまもりケータイ4 |
月額料金 | 1,100円/月 | 510円/月 |
端末代金(一括時) | 21,780円 | 12,240円 |
ちなみに端末代が2万円くらいかかりますので、そこはみまもりケータイ4よりは高いですね。
中学以降まで使い続けられるので10万円以上の節約に!
上記の比較ではみまもりケータイ4の方が子供向け格安スマホよりも安いのですが、本当に支出に差が出るのが子供がスマホデビューするときでしょう。
みまもりケータイ4はキッズ携帯なので、小学校中高学年くらいになると解約してスマホを子供に買わなければいけませんよね。
ご存知の通りソフトバンクでみまもりケータイ4からスマホへ機種変更ってかなり高くて子供でもスマホ代を分割して月額6,000円くらいは掛かってしまいます。(最近では学割も期待できませんし…)
また、先ほど話した通り2年縛りなので違約金がかかるかもしれませんし、中学、高校と毎月6,000円以上を支払い続けることになります。
確かにソフトバンク使っているとスマホに機種変更して子供でも月額6,000円オーバーに…
子供向け格安スマホはずっと月額1,100円
対して「子供向け格安スマホ」の場合には、既にスマホなのでスマホ代はずっと月額1,100円なんです!
というのもこの子供向け格安スマホは制限を解除していくことで一般向けのスマホとしても使えるんです。
なので小学校低学年のうちは防犯用に持たせておいて、学年が上がったら制限を徐々に緩くしてスマホに近づけていけば大人になるまで使える!つまり中学に入学しても、高校に入学しても新しいスマホを買ってあげる必要はないので数万円のスマホ代がかかりませんし、基本料金もずっと1,100円なのでかなり安いです。
つまり「最初からみまもりケータイ以上の防犯機能が付いている格安スマホでスマホデビューしてしまおう」という訳です。
みまもりケータイ4だけで比較すれば若干高いですが、小学校中高学年~高校くらいまでのトータル出費で考えるとauやドコモを契約するよりも10万円以上は節約になるはずです。
なんせ以降スマホ代は掛からず、基本料金は月1,100円で済むんですから、一番安く使える方法です。
最近では小学生のスマホ普及率も激増している
2021年には小学生のスマホ所有率が53.4%と過去最高になり、スマホを持っているのが普通になりつつあるので小学校入学からスマホを持たせている家庭もチラホラ。
ちなみに我が家もソフトバンクのみまもりケータイを解約してこのTONEを使っていますが、今後を考えて子供向けの格安スマホを最初から持たせてしまった方が最終的に一番安くできるのでお勧め↓
「みまもりケータイ4」U12基本料金2ヵ月無料キャンペーン
ちなみにソフトバンクのみまもりケータイ4は、12歳以下の子供が専用2年契約に加入している場合には、2ヵ月だけ基本料金が無料になるキャンペーンを実施していますので一応↓
U12基本料金2ヵ月無料キャンペーンの適用条件は以下です↓
- 通話定額ライト基本料(みまもりケータイ)および専用2年契約(みまもりケータイ)にお申し込みいただくこと。
- 機種の購入をともなう新規加入または機種変更であること。
- 新スーパーボーナス契約であること。
- ご使用者の年齢が申し込み時点で12歳以下であること[使用者の年齢がわかる書類(健康保険証、パスポートなど)のご提出が必要です]
保護者がソフトバンクユーザーでないとみまもりケータイは利用不可
みまもりケータイは安価で防犯対策にもありますが、ソフトバンクだけは利用条件に「保護者がソフトバンクを利用している事(親回線が必要)」という点には注意です。
ドコモ,auでは子供だけの単独契約が可能ですが、ソフトバンクだけは保護者が利用している前提での契約となるので注意ですね。
参考:[親の契約無し]ソフトバンクは子ども用キッズ携帯だけで単独契約可能か?
みまもりケータイ4の料金詳細
前記のみまもりケータイの月額料金ですが、端末料金や基本料金などの内訳詳細です↓
【月額基本料金】基本プラン(みまもりケータイ)
- 「基本プラン」契約:月額490円(税別)
参考:基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン) | ソフトバンク公式
インターネット接続サービス料や国内SMS利用料などは無くシンプルな基本料金です。
以前のみまもりケータイの料金プラン「通話定額ライト基本料(みまもりケータイ/キッズフォン)」には2年縛りがありましたが、2019年10月からの電気事業法の改正によって契約の縛りが厳しくなったことで、縛りの一切ないこの「基本プラン」が登場しました。かなり良心的になった印象ですね♪
【端末代金】:みまもりケータイ4
- 一括時:
6,720円⇒12,240円 (税込) - 分割時:510円×24ヶ月 (税込)
2019年春時点ではみまもりケータイ4の端末価格は6千円程だったのですが、2020年にキッズフォン2が発売された段階では、倍の1万2千円程まで価格が上がっていました…
【通話料金】5分かけ放題
- 1回5分以内:すべての国内通話無料
- 5分超過:20円/30秒(家族への国内通話無料)
家族間通話は無料ですが、それ以外は5分かけ放題となっているので5分を超える電話には注意しましょう。
【GPS機能オプション】位置ナビ
GPS機能を利用するためのオプション「位置ナビ」は、子供の位置を検索する保護者側からの申し込み(月額216円)をすることで利用できるようになります。ただし保護者がソフトバンクの既定のプランを利用している場合には基本料金が無料になるので、パケット利用料だけの加算になります。
【まとめ】ソフトバンクのみまもりケータイ4は高い?
防犯対策として小学生に持たせるキッズ携帯としてかなり人気があるソフトバンクの「みまもりケータイ4」ですが、後続のソフトバンクの「キッズフォン」シリーズよりも性能が簡素な分端末代金が大幅に安いです。(みまもり機能としても充分) ⇒2020年現在12,240円まで値上がりしたので微妙に …同額のキッズフォンでいいでしょう。
また、3キャリアとも保護者がそのキャリアを契約していることが前提だったり、割高なスマホへの機種変更に誘導してきたりと注意点もあります。子供がスマホデビューした後のスマホ代まで考えてキッズ携帯を選びましょう。
色々と調べて我が家で辿り着いた結論は、TONEモバイルという子供向けの格安スマホで高校まで使ってもらうのがトータル出費で最安になるという事ですね。かなりおすすめです↓